トラックによくあるコルゲートボディ(波板状になっている荷台)側面に、シート切文字を貼ります。
文字の大きさや高さを通常と同じように見せるために、波板の凹凸の寸法を測ります。平面の場合の同距離と比べて、長くなっている分だけ文字に長体をかけます。
厳密に言えば、波状になっている部分と平面の部分の位置が分かる割付図を描いて、ちょうど文字が波板部分に来る箇所をピンポイントで伸ばす必要がありますが、今回は凹凸の差が少なく、文字も大きくはないので、そこまでは必要ありません。
リベットやジョイントに注意しながら貼っていきます。こういう部分は春先~秋口頃の気温の高い季節はシートが伸びてくれるので貼りやすいですが、逆に冬や雨天時などはシートが硬く伸びづらいので、ヒートガンやドライヤーなどで温めながら、少しずつ伸ばして貼る必要があります。